YouTube広告での効果が出るクリエイティブのポイント

2023/05/19

認知向上やブライダルフェアの集客を目的にYouTube広告を活用している式場が増え出しています。そんな時に私たち広告代理店が着目しているのが動画クリエイティブです。

今回のコラムでは、YouTube広告での効果が出るクリエイティブのポイントについてお伝えします。

■YouTubeのクリエイティブの基本
YouTubeのクリエイティブの基本は、①YouTubeに適したストーリー展開であること ②複数クリエイティブに競わせPDCAを回すこと ③ABCDフレームワークを活用することです。YouTube広告では、早い段階で視聴者を引き込ませ、訴求軸の違いなど複数本のクリエイティブを回すことで勝ちクリエイティブを見つけ、行動を促すことが重要になります。

【参考】ABCDフレームワークとは

■YouTubeメディア特性に適したストーリー展開
【従来メディアのストーリー展開】
TVCMをはじめとする従来メディアは導入～盛上げ～山場の順に中盤に訴求したいことを置くことが主流でした。これを受動的視聴といいます。

【YouTubeに適したストーリー展開】
YouTube広告ではTVCMと違いスキップされることが前提となる広告のため、山場からスタートをする動画であることが基本となります。また、冒頭では広告主がどのようなサービスを展開しているのかを訴求することも重要です。

上記のように、従来のTVCMと比較してもYouTube広告では特性を理解した上でクリエイティブを作成しないことには効果が出ない場合も多いです。

特にブライダルの場合は、媒体などに利用している動画をそのまま横展開でYouTube広告として活用している式場を見かける機会が多いのですが、イメージムービーに寄った動画が多く、冒頭6秒では「式場名」「訴求ポイント」「式場の強み」等が把握できないことが多いように感じます。また、YouTubeは音声ありで視聴することが前提のため、YouTube広告では効果観点でもナレーションが必須と言われますが、ブライダルでは音声なしの広告が多く効果に懸念を感じる動画を多く見受けます。

認知向上や集客を目的にYouTube広告を活用する際には、①冒頭6秒で式場名や訴求したいことを伝える ②ナレーション有で動画作成をする ③クリエイティブは複数本競わせて効果検証をすることを意識してみてください。

今回のコラムではYouTube広告での効果が出るクリエイティブのポイントについてお伝え致しました。コラムでは触りの部分のみお伝え致しましたが、クリエイティブの構成案のご提案なども個別でご対応することも可能ですのでいつでもお気軽にメディアハウスまでお問い合わせください。