Google広告 効果改善策実例(東京23区 レストラン)

  • 2023/04/14
     

ご拝読頂き、誠にありがとうございます。今回は東京23区のレストランさまのGoogle広告効果改善事例をご紹介させて頂きます。

今回のレストランさまは

・23区内でも競合ひしめくエリア

・リスティング広告のみで配信スタート

・配信スタート当時からクリック率が低く、CV数も少ない

という会場さまです。

【改善策のご紹介】

このレストランさまに対して、メディアハウスのWEB広告運用で取った対策は3つ。

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❶CVポイントを増やし、機械学習促進を図る

❷GDN広告追加でHPへの流入増

(運用費用は増やさず、GDNとリスティングで予算を分散)

❸一般検索での広告最上位表示強化のためのKW(キーワード)除外徹底

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❶CVポイントを増やし、機械学習促進を図る

Googleの機械学習が進まなければ、効果改善に繋がりません。そのため、配信当初は【予約完了】【資料請求完了】【電話タップ】のみをCVポイントに設定しておりましたが、そこに【フェアページ遷移】【プランページ遷移】【予約フォーム遷移】【資料請求フォーム遷移】とアクションに近い完了CVポイントも追加することで、機械学習促進を図りました。 ※現状は、【予約フォーム遷移】【資料請求フォーム遷移】のみのCVポイント設定に変更しております。

❷GDN広告追加でHPへの流入増

結婚式場の中小企業の場合、オーガニック検索でのHP流入は大変限られた数になりますし、リスティング広告は刈取施策となるため、認知度強化が必要と考えました。
インプレッション数がリスティング広告と比較して圧倒的に多いGDN広告を使うことで認知度UP・HPへの流入数UPを目指しました。GDNでもリスティングと同様のCVポイントを設置することで、総合的なCV数増加も目指しました。限られた予算の中でのWEB広告運用でしたので、追加予算は頂かずに、リスティング広告で頂いていた予算の中で少額をGDN広告に回させて頂き運用致しました。

❸一般検索での広告最上位表示強化のためのKW(キーワード)除外徹底

メディアハウスでのリスティング運用では、指名検索と一般検索での、広告最上位表示率を注視しておりました。指名は会場名での検索ですので、最上位表示率100%を目指しており、それはこちらのレストランさまも叶っておりました。一般検索(例:「エリア名 レストランウエディング」…などの検索)では最上位表示率50%を目指しておりましたが運用開始直後から、一般検索での最上位表示率が低く、30%台~40%台を推移する厳しい状況が続きました。外的要因として、競合ひしめき合うエリアで闘っているため他会場さまもWEB広告を強化しており、限られた予算での運用ですと広告表示のオークションで優先順位が負けてしまうという背景がございます。それでも予算を変えることは出来ませんでしたので、結婚式に関係のないKWの除外徹底を行いました。ブライダル非専業のレストランさまですので、通常のレストラン営業について検索した方なども広告をクリックしてしまいがちです。そういったターゲット外の方が広告をクリックしないようにKW除外を徹底致しました。ブライダルの知見がある弊社だからこそ徹底できるポイントだと思います!

【結果】

上記3点を地道に続けることで、下記のように改善致しました。

・クリック率:@3.4%➡@6.3%

・一般検索最上位表示率:@42%➡@51%

・CV率:@1.8%➡@4.8%

 ※CVポイントが変更になっているため参考値

・HPからの予約完了数(上記対策前との比較比率):121.6%

上記Tipsは、効果改善対策としてご存知のことも多かったかもしれませんが、WEB広告運用で効果改善できずに困っている…ということでしたら、少しでも参考になればと思います。

上記が絶対な方法ということではなく案件ごとにも対策は変わりますし、日々WEB広告が進化しておりますので、同案件でも弊社対応が随時更新されてまいります。メディアハウスは新たな知識を随時インプットしながら、最適な対策でオウンド集客のお手伝いをさせて頂きます!