いよいよ本格始動したGA4!まずはUAとの指標の違いをチェック
本日は、Googleアナリティクスの最新版「GA4」についてお伝えします。
●そもそもGA4とは?
Googleの提供するウェブ計測ツール【Googleアナリティクス】。これまで標準のユニバーサルアナリティクス(UA)は、2023年7月1日以降、データ処理は停止され、Googleアナリティクス4(GA4)に移行されます。7月20日現在、UAでも計測は続けられていますが、段階的に停止されると発表されています。
●UAとGA4は指標が違う
UAとGA4では、計測方法や定義が異なるため、基本的に主要な指標は全て数字がずれます。これは、分析の主軸が「セッション」から「ユーザー」へと変化したためです。GA4では、同一ユーザーが異なる端末からアクセスしても、同一ユーザーと識別されます。
更にGA4では、「イベント」がデータ計測の軸となります。イベントとは、ボタンのクリックや画面のスクロールなど、ユーザーの行動を計測するための指標です。
主要な指標の変更点は下記の通りです。
※参考※
[UA→GA4] 指標の比較: Google アナリティクス 4 とユニバーサル アナリティクス
https://support.google.com/analytics/answer/11986666
しばらくはUAとGA4で数字を見比べ、自社のサイトでは指標ごとにどのくらい数字がずれるのか、確認することをおすすめします。GA4では、UAに比べセッション数、ユーザー数は減るのが一般的です。一方でCV数は、GA4の場合1回の訪問で複数回目標を達成した場合その分だけカウントされるので、増えることが多いです。
いかがでしょうか。
慣れるまで時間がかかるGA4ですが、よりシンプルに、今のカスタマーの動きに即した効果測定ができる優れたツールです。
自社のサイトの状態を確認することは、オウンドメディア集客を増やす上で欠かせません。ぜひ活用いただけますと幸いです。