LINE公式アカウント料金プラン改定とその後の運用ポイントをご紹介

  • 2023/06/16
     

ブライダル集客、エステ業界では既存顧客とのコミュニケーションツールとしてLINEアカウントを活用されている企業様は多いのではなでしょうか。

LINE社からもリリースがありましたが、先日2023年6月1日より料金プランが改定され、主に月間配信上限数が大幅に変更となり、プランによっては最大80%も削減となりました。

◆旧料金プラン

◆新料金プラン

※画像引用元/https://www.linebiz.com/jp/news/20221031/

今回のポイントは、そうした状況の中、見直しが必要とされる今後の運用についてのご紹介です。

そもそも料金改定の背景として、LINEはこのように説明しております。

「LINE公式アカウント」は、企業や店舗がユーザーにとって「本当に欲しい情報」を届けることで、ユーザーひとりひとりに最適化された双方向のコミュニケーションサービスを目指しています。
しかし、メッセージの一斉配信などによる一方的なコミュニケーションが多くなっていたことが、課題となっていました。

※引用元/https://www.linebiz.com/jp/news/20221031/

要は、「一方的なメッセージ配信」=「無駄な配信が多い」=「コストが悪い」ということです。

そこで、《配信数を抑えつつも、効率的な運用のポイント》をいくつかご紹介できればと思います。

【いつ・誰に・何を送りますか?】

①いつ?

→こちらは以前もご紹介させていただきましたが、カテゴリ別にターゲットはそれぞれであり、対象ターゲットの生活リズムに合わせて配信することで、開封率にも大きく影響が出ます。

「すきま時間」や「リラックス時間」といった、タイミングを意識することで、開封率UPにつなげることができます。

➁誰に?

→今回の重要ポイントはこちらです!

今までは、主にLINEに登録されたすべての方を対象とした一斉配信が主流でしたが、今後は《配信数を抑えつつも、効率的な運用》を心がけることが大切です。

例えば、通常「属性」でセグメントをかけていたものを、より高度な選別として、何かしらアクションを起こしてくれたユーザーにのみ、次のステップに繋がるメッセージをお送りするといった導線作りはいかがでしょうか。

《オーディエンス機能を使ったセグメント》

・過去に配信したメッセージに含まれるリンクをクリックしたユーザーにのみ配信

・過去に配信したメッセージを開封したユーザーにのみ配信

・1to1チャットでタグ付けしたユーザーにのみ配信

このように、「誰に?」をもっと突き詰めることで、より興味関心の強いユーザーに、次の行動を促し、配信効果を高めていくことが可能です。

③何を?

→新商品やイベントのご紹介、限定クーポンなど、様々な種類のメッセージを送られるかと思いますが、こちらに関しては、何と言ってもインパクトが1番です。配信時間やターゲットを絞っても、なかなか反応率が上がらない場合は、伝え方に改善点がある可能性もあります。

クリエイティブや表現方法(メッセージに適したツールやアイテムの選別)、定期配信とリアルタイム配信を掛け合わせながら反応率を改善していきましょう。

以上、今後の費用対効果を考慮した運用のご参考になれば幸いです。

是非、お試しください。