LINE公式アカウントを活用した運用ポイントのご紹介

  • 2023/03/24
     

今回は、ブライダル以外の事業も手掛けられている、ホテル業界でのLINE公式アカウントを活用した運用ポイントのご紹介です。

ホテルに来館されるお客様は利用用途がそれぞれであり、LINE登録への流入経路も様々かと思います。

そのため、宿泊者用アカウント、レストラン用アカウント、ブライダル用アカウント・・・など、それぞれのカテゴリ別にアカウントを分けられているホテルも見受けられます。

ただし、入り口は数ヶ所あるものの、その中には必ず各事業における見込み客がいるということも事実です。

そんな潜在層に向けたアプローチのポイントとしていくつかの運用ポイントをご紹介できればと思います。

<潜在層から顕在層へのナーチャリング>

・登録時、メッセージ配信時に必ず目にする、トーク画面上のリッチメニュー内に各コンテンツを表示

→配信時には通常時に比べ10倍ものインプレッション数となるリッチメニュー。登録者自身の知識・経験にはないサービスが存在していることをしっかりと認知いただきましょう。

 

・各カテゴリ別の情報やクーポンを定期的に配信

→LINEの開封率は平均60%となっており、メルマガの最大20%以上とも言われています。そのため、各サービス情報の認知度UPから、アクションにつなげるための導線作りが必要です。

温度感のキープや向上のためにも、週1回程度、最低でも月に2回は配信するよう計画をたてましょう。

・配信のタイミングやセグメントを考慮

→カテゴリ別にターゲットも変わり、開封率にも大きく影響が出るため、対象ターゲットの生活リズムに合わせて配信することが重要です。

例えば、

ホテルのキャンペーンなどは、リラックスしやすい時間帯を狙った22時台などが有効的ですが、家族を対象とするような場合は主婦層を考慮し、家事がひと段落する午後や夕食後がおすすめです。

レストランなど、グルメ情報のカテゴリにおいては、10時~12時と16時~18時台の投稿がピーク。ランチや、ディナー前の「何を食べようかと悩んでいる方」を意識した配信が多いです。

ブライダル情報については、社会人が対象となるケースが多いため、通勤時間帯や就業後19時以降などの投稿が多く見受けられます。

また、訴求内容によって、性別、年齢、地域などセグメントをかけることで、より興味関心の強いターゲットに的確な情報をお届けすることが可能であり、合わせてブロック率の低下にもつなげられます。

このように、登録いただいた全ての方を対象にアプローチをかけることで、登録者の中に存在している潜在層を顕在層に・・・そして、生涯顧客までつなげていく事も可能かと思われます。

LINEを用いたマーケティングをさらに活性化するための参考になれば幸いです。

是非、お試しください。