反響の良いブライダルフェアの「タイトル」について
ブライダルフェアをWEBで訴求する際、クリックされるかを左右する大きな要素は「タイトル」と「写真」です。
「写真」でいかにイメージを膨らませていただくか。そして「タイトル」でどれだけ興味を惹きつけられるか。
実は「写真」よりもアピール度が強いとも言われている「タイトル」。
CVを上げるためにはまず、カスタマーの特性や、競合会場とエリアの特性を理解することはもちろん、「分析」を自社でできているかも重要なポイントです。
そこで今回は反響の良いタイトルを分析する方法をご紹介させていただきます。
◆反響の良いフェアタイトルの分析をしてみる
まずは自社のフェアサマリ(レポート)などをもとに「反響が良いフェア」と「反響がいまいちのフェア」をランキング形式で分析してみましょう。
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例:CVR3.0%以上など基準を決めてセグメントし、反響が良いフェアの順に整理してみる。
反響が良い/いまいち ともにフェアのタイトルの特性を整理。
よく使われているタイトルのキーワードなどを整理していくと、反響が良いタイトルといまいちのタイトルとの違いが見えてきます。
※下記は、ホテルウエディング一例です。
【反響が良いフェア】
〇〇万円優待/ギフト〇万円/ホテル宿泊〇〇万円特典/残席1/満席御礼/月1BIG/連休SP/料理重視必見/〇万円豪華試食/感動挙式/ドレス試着/衣裳見学/〇〇の大聖堂で叶える
【反響がいまいちのフェア】
ギフト券&特典付/婚礼料理試食/〇〇な結婚式/〇〇を叶えるW/〇〇W体験
※どちらにも含まれるキーワードもあります。
【タイトルの見せ方】
冒頭にどのようなキーワードを持ってくると反響が良いか、記号の使い方をうまく利用して、訴求したいことを数秒でキャッチしてもらえるかなど、整理してみる。
反響が直近で良いとされるキーワードや見せ方をタイトルに使用し、エリアや競合会場の謳い方とも比較しながら、掲載する方法が一つの分析型の事例です。
エリアや競合会場の謳い方も時期により変化するので、「良い・いまいち」の傾向も日々変わることをふまえ、定期的に見直すことも大切です。
【まとめ】 CVR3.0%以上を判定ラインとした場合
〔反響の良いフェア〕PV58.4件 CVR7.1%
■特典内容・金額が具体的である
■フェアや会場の強みとなるポイントが簡潔で分かりやすい
■残席数や限定フェアの打ち出しがある
〔反響がいまいちのフェア〕PV1.5件 CVR0.1%
■特典内容や金額が抽象的
■会場の強みやフェアの魅力が抽象的
■限定の表現が少なく人気フェア・満足フェアである印象が伝わりにくい
上手く媒体のレポートからフェア情報を整理し分析をしてみることで、
自社の反響が良いフェアタイトルだけでなく、フェア内容、何に魅力を感じて予約をしていただけているか、訴求すべき方向性も整理できるため、ぜひ参考になれば幸いです。
※一つの事例となりますので、すべての会場様に該当する事例ではないことは予めご了承ください。