【Google広告】最適化スコアを確認して、広告のパフォーマンスを最大化

  • 2023/08/04
     

Google広告では、最適化スコアというアカウントの設定がどの程度最適化されているかを示す推定値があります。スコアは 0~100% で示され、100% であればアカウントが最大限のパフォーマンスを発揮できていることを意味します。

参照元:最適化スコアについて

より広告のパフォーマンスを向上するために役立つ項目が多く存在するため、ぜひともスコアを確認して引き上げたい指標となります。メディアハウスでも、最適化スコアを指標のひとつとして日々運用を行っています。本日は最適な運用を行うために重要な最適化スコアの重視ポイント、注意すべきポイントについてお伝えいたします。

◆最適化スコアの重視ポイント

最適化案には、配信をしている内容に応じて何十もの項目からアカウントごとにカスタマイズされています。例えば「新しいキーワードを追加しましょう」といったキーワードターゲティングや「レスポンシブ検索広告を改善」、「予算の引き上げ」といった入札戦略と予算など。その中から特に重視したい3つの最適化案を紹介します。一覧で確認したい方は、参照元をご確認ください。

参照元:最適化案の種類

  • レスポンシブ検索(ディスプレイ/ファインド)広告を改善

検索広告、ディスプレイ広告、ファインド広告では、1つの広告内に複数のアセット(テキスト、画像、動画)を追加することが可能です。アセット数が少ない、広告の関連性が低いアセットの場合、広告の有効性が低くパフォーマンス低下に繋がるため、改善していただくことを推奨します。

  • 予算の引き上げ

予算不足により先週獲得できる可能性があったトラフィックの 5% 以上を逃すと表示されます。推奨の日予算も確認できるので、予算による制限を解消し、繁忙期にも広告掲載が途切れないようにすることで効果の最大化が期待できます。

◆最適化スコアの注意すべきポイント

 最適化案の中には、目標や施策にはそぐわない項目が含まれているケースもあります。ブライダル業界で陥りがちな注意ポイントを紹介します。

  • 新しいキーワードを追加する

ビジネスに関連する検索がターゲットに設定されていないと表示されるため重要である一方で、候補となるキーワードから取捨選択することは重要です。例えば、ゲストが検索しうるキーワードや商圏外のエリア系キーワード、訴求していないプラン(フォトなど)のキーワードなどが紛れ込んでいるケースが多くあるためです。キーワード単位で追加可能なので、案件に応じて選択いただくことを推奨します。

  • 入札単価の各項目

Google広告では、目標に応じた入札戦略を設定することが可能です。例えば来店予約の獲得数を予算内で最大化したい場合、「コンバージョン数の最大化」という入札戦略やクリック数を最大化したい場合、「クリック数の最大化」という入札戦略などから選択ができます。その為、目標に合う入札戦略で配信ができているのであれば最適化案で表示されたからといって変更することは非推奨となります。

今回は最適化スコアについて、ご紹介しました。配信中のアカウントであれば確認いただけるスコアですので、少しでもご興味ありましたら広告代理店へご確認ください。広告を改善するきっかけになります。メディアハウスではこういった指標も参考にしながら、広告のパフォーマンス向上を行いつつ日々運用を行っています。Google広告、WEB広告をお考えの際はお気軽にご相談いただけますと幸いです。