変革するカスタマーの購買プロセス
2023年になり早くも2月を迎え、政府はコロナを【5類】に引き下げる事でようやく出口も見えてきました。
この3年のコロナ禍では、結婚式そもそもの様式やカスタマーニーズが大きく変化をしてきております。【オンライン】や【少人数】、【フォト婚】と言った商材がフォーカスされ、衛生面の完備も必須条件と組み込まれてきました。
また、各会場の体制として【人員不足】が露呈してきており、加えて物価高騰の波が押し寄せる状態で、より効率良く集客戦略を組む必要性が出てきております。
つまりは、カスタマーの検討・決定プロセスに寄り添いつつ、アプローチをしていく必要が出てきております。
コロナ前のカスタマーの購買プロセスは、AIDMAやAISASと言った、
【認知】を上位概念に置きつつ、【関心】や【比較検討】と言った思考回路を経て、
【行動】していく流れが一般的でした。
昨今はカスタマーのスマートフォンの普及とともに、SNSの利用者が急激に増えており、購買プロセスの変化が見られております。合わせてコロナ禍に伴い、よりスマートフォンによるSNSの接触頻度は増加していると考えられます。
前述に伴い、カスタマーの購買プロセスはVISASやSIPSと言った、
SNSを絡めた【共感】や【拡散】と言った今までに無い思考プロセスとなってきております。特に【口コミ】は非常に重要な指標となってきておりますので、より満足度の高い商品やサービスも同時に提供する必要があります。
その中でも結婚式場としては、企業広告やCMによるブランド訴求をしておらず、一般的な認知は高く無い為、ペイドメディアによる最低限の露出は必要となります。
ゼクシィ等の広告媒体で認知させつつ、WEB配信による自社ホームページやSNSの運用による戦略が、より効率的な集客手法として重要なファクターとなってきております。
カスタマーは情報手段は多岐に渡っており、色々な手法を経て情報インプットをしております。ゼクシィや自社ホームページ、SNSの情報誤差を限りなく少なくすることで、一貫性を持った情報提供をすることで、カスタマーに寄り添ったより効率的な集客戦略をできると考えられます。