LINE公式アカウントを活用した集客・ナーチャリング事例(全国/ブライダルエステ)
今回は、LINE公式アカウント(以下LINE)を活用した事例のご紹介です。
今回のお客様は下記のような状態のエステサロン様でした。
●ブライダルエステの検討時期が直近化し、長期エステコースの検討者が減少
●HPからLINE友だち登録後、各サロン予約が出来る仕組みアリ
●LINEは数年前に開設していたが予約システムとしてのみ活用。クーポンやサロン情報などの定期配信は一切していない
●LINEの友だちはエステ施術完了しているカスタマからまだ来店予約を行っていないエステ検討中カスタマまでが混在
今回の取り組み
~新規カスタマの早期囲い込み、LINE上で適切なタイミングでアクションを行う~
①メディアハウスにてLINEページ作成・運用(リッチメニューなどの作成、各店舗予約システムの構築など)、キャンペーン専用LPの作成
②式場検討段階でのカスタマ獲得の為、ブライダル媒体のフリー広告に掲載し、広告内にキャンペーンQRコードを設置
自社LPにリンクさせた後、LINEの友だち登録を促し、カスタマはキャンペーンコードをLINE上で入力することでキャンペーンクーポンが得られる仕立て
③LINE内に異なるカスタマが混在している為、ターゲットに合わせた複数のクーポンを配信
結果
【LINE友だち登録者】※1カ月間
前月の登録者数から②施策後の登録者数の増加率
141.2%
【定期配信クーポン】※今回は新規来店促進クーポン
開封率:42%、クーポンクリック率:5%
友だち登録者数は141.2%となりました。ブライダル媒体の流通期間は終えましたがエステ検討時期は挙式2~3カ月前と考えるとこれからの増加も期待できるものと考えられます。
定期配信クーポン開封率は42%に上りました。一般的なメルマガの開封率が10%以下であることから、LINEクーポンの開封率がとても高いことが分かります。また新規友だち登録者の他に以前からの登録者にも開封されていることが伺えます。過去に友だち登録はしたが成約に繋がらなかった潜在顧客への再アプローチも出来たのではないかと思っています。
今後も情報を定期的に配信することで、見込み客に対して適切なエステ検討時期のアクションを促せるようにしていきたいです。
今回ご紹介しました取り組み以外にもLINEでは様々な活用方法があります。
●友だちをグループ分け(チャット機能でタグ付け)し、異なるクーポンや情報の配信
●動画や画像を使用して自社イメージ促進戦略
●最新情報や定期配信を行うことでの既存顧客のナーチャリング
などです。
LINEを用いたマーケティングが活発になっており、ブライダル業界でも多くの企業が活用しています。
是非、LINEを活用してカスタマとの接点を増やす取り組みを行ってみてはいかがでしょうか。