YouTube広告の効果測定のポイント

  • 2023/10/06
     

「過去にYouTube広告を活用していたけれど効果がイマイチだった」「最近YouTube広告を始めたけれど効果測定がよく分からない」という悩みをお抱えの式場様必見!今回のコラムでは、YouTube広告の効果測定のポイントについてお伝えします。

■ポイント①

・表示が出ているかを確認する

まずは、配信している動画の表示がしっかりと出ているかを確認します。管理画面では「表示回数」、代理店からのレポート上では「imp」「表示回数」と記載されていることが多いと思います。YouTube広告では表示がされていないことには効果が出ないためまずは表示回数に着目してみてください。表示回数が出ていない場合にはターゲットが狭すぎて配信できていない可能性があります。ユーザー属性の見直し、購買意欲の高いオーディエンスの見直し、カスタム・インテント・オーディエンスの見直しなど実施して表示が出るよう調整をしてみましょう。

■ポイント②

・FQ(フリークエンシー)が30日間で3.0+以上出ているかを確認する

FQとは、ユーザーが広告に接触した回数を指します。web広告全般では広告想起がされる回数として、30日間に広告接触が3-5回されることで、ユーザーが購買行動をする際に広告想起がされやすいとされてます。

管理画面では「平均表示頻度(ユーザーあたり30日間)」という項目でFQを確認することができるので、まだ見たことがない方はチェックしてみてください。もしFQが、3.0回以下の場合は広告投下量が少なく指名検索にも至っていない可能性が高いので、YouTube広告にかける予算を強化しFQが3.0+配信できるよう調整することを推奨します。また、FQが3.0回以上で配信出来ている場合は、十分にリーチが叶っている状況ですので継続して配信をすることが望ましいです。

■ポイント③

・視聴継続率を確認する

YouTube広告は動画のクリエイティブが視聴率に大きく影響します。配信している動画がユーザーに見られているのかどうかを判断する数値として視聴継続率という項目があります。管理画面では、「動画再生時間の割合」という項目で確認ができるのでぜひ一度チェックをしてみてください。動画再生時間の割合には、25%・50%・75%・100%の4つの基準があります。配信している動画が仮に1分の場合、25%は15秒時点、50%は30秒時点…という考え方です。まず注目していただきたいのが25%の割合です。YouTube広告では「6秒」は強制視聴となりますので、25%視聴の数値は強制視聴後にどれだけのユーザーが視聴をしているのかを知る項目となります。25%視聴の数値が高ければ冒頭の掴みがうまくいっている動画ですし、数値が悪ければ冒頭の訴求を改善する必要があります。

以上のように、YouTube広告は検索広告やディスプレイ広告と比較しても着目すべき項目が異なってくるため、ぜひ一度上記の項目を参考に効果を確認してみてください。

今回のコラムではYouTube広告の効果測定のポイントについてお伝え致しました。コラムでは触りの部分のみお伝え致しましたが、現在配信しているYouTube広告の数値の確認や改善案なども個別でご対応することも可能ですのでいつでもお気軽にメディアハウスまでお問い合わせください。