結婚式・挙式プレゼント系キャンペーンの落とし穴

  • 2023/02/17
     

今回は、おそらく皆さんもよく目にされている「結婚式プレゼントキャンペーン」について取り上げます。

「効果があって続けています」という会場様も多い一方で、「興味はあるけど不安」「やってみたけどうまくいかなかった」というお声も多いのが実情です。

キャンペーン系広告の成果については、おそらく耳にされることが多いと思いますので、

今回は「実際にやってみたらここが大変だった!」という「落とし穴」とその解決策についてお伝えします。

全てのケースが必ずあるという訳ではありませんが、広告配信前の心づもり・事前準備のお役に立てれば幸いです。

1.募いただいたユーザーに連絡がつながらない

これは非常に多い「あるある」だと思います。元々【潜在層=結婚式への温度が低めな層】へのアプローチですので、応募したものの本気度が高くない方、複数会場に応募されており、どこの会場に応募したかも曖昧な方もいらっしゃいます。

一方で、知らない番号から電話がかかってきても出ない、メールフォルダを確認していなかった、忙しくて返信できない、というようなカスタマー側の事情もあります。

このようなことが続けば、現場スタッフの業務が逼迫することや、スタッフが連絡をしたがらない(=来館につながらない)ことにもなり、悪循環です。

≪解決策≫

●応募フォームにLINE経由で応募できるようにする

→カスタマーが使い慣れたツールであれば、返信がしやすいです。会場側も既読がついたかどうかの確認ができ、想定質問については、回答の自動返信を設定しておくことも可能です。

●応募動機の記載

 →応募フォームに「なぜ当会場で結婚式を挙げたいのか」を記載いただく項目をつくるのも1つの手です。応募数が下がる可能性がありますが、カスタマーの想いを確認することで、その後のアプローチにも活かせます。

2.ホームページ・ウエディング媒体からの来館予約数が減ってしまう

これは想定の上でキャンペーンを実施されるかと思いますが、WEB広告でのターゲティングと会場のターゲット(居住地・年齢など)は基本的に重なっています。

ウエディング媒体で会場を発見したカスタマーが、情報収集している中でキャンペーンの広告を目にされる、というのは十分考えられます。

≪解決策≫

●キャンペーン応募の条件を明確に記載する

多くのキャンペーンは、挙式期限、招待人数など応募条件を設定しています。会場側にとって、どの時期であればキャンペーンを適用できるのか、十分に精査し、カスタマーに分かりやすく伝えましょう。

●全体での成果を見る

おそらく多くのマーケティング担当者がそうされていると思いますが、集客の結果は1つの広告単体の効果というより、複数の広告・SNS含むオウンドメディア上の発信による複合的な効果だと捉えることが大切です。

仮に媒体の効果が下がっているように見えても、それが媒体での広告効果が下がっているのか、外的要因があるのか、分析する必要があります。

いかがでしたでしょうか。

1、2いずれも、集客担当者だけでなく、現場スタッフ・コールセンターなど、複数部

を巻き込んで一緒に取り組んでいくことが、キャンペーン成功のカギとなります。 今回は「あるある」の2つを取り上げましたが、キャンペーン系広告には、他にも配信前の注意点や、成果を出すためのポイントがいくつかあります。気になる方は、弊社までお気軽にお問合せくださいませ。